オリンピックの開会式と「音楽」
本当にいろいろなことがあった2021年の夏、そして8月です…
我が国の多くの地域が大変な豪雨の被害にあわれたこと(被災されたみなさまに心よりお見舞い申し上げます)は忘れがたく、また中東では大きな「変化」もありました。
他にもさまざまな出来事があった「夏」となりました。
いよいよその8月も終わりに近づいてきましたが、賛否両論、激しい議論を呼んだオリンピック、パラリンピックは、多くのみなさまの「予想」通り、「開催」されました。
前回の記事では、オリンピックと開催国の「音楽」について言及しました。
開会式直前になってさまざまな「問題」が出てきまして、開会式は「かたち」を変えざるをえなくなりました…
ただし、その中で日本のアーティストによる「音楽」が披露されましたが、みなさまはどのようにお感じになったでしょうか。
少なくとも開会式のひとつのメインの「音楽」と位置付けられたのは、5大陸を代表する歌手らによる、ドイツの作曲家ハンス・ジマー氏がアレンジしたバージョンのジョン・レノンの「イマジン」のパフォーマンスであったことは疑いないと思います。
開会式「イマジン」披露にオノ・ヨーコさん「私たちは今も一緒にいます」 - ハリウッド : 日刊スポーツ
あらためて、「イマジン」の歌詞、メロディを中心にその楽曲の素晴らしさを実感しつつ、さまざまな問題・困難を乗り越えた「かたち」で東京で行われるオリンピックであることを考えた場合、いろいろな思いが頭の中をかけめぐったことは否定できませんでした。
この事実を数年後、どのように思い出すのか、今は全くわかりませんが、オリンピック(を開催すること)の意義も含め、(今まであまり考えてこなかったことも非常に多くあるように思いますし)さまざまなことを考えさせられた夏でした。
みなさまはいかがでしょうか。
ここにきて、また大変暑くなってまいりました。どうぞご自愛ください。
音楽と社会フォーラム 事務局