The Rolling Stonesの新作!に思う
すっかり寒い夜と朝が続く今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。昼は汗ばむ日もありますが。
先日、ネットサーフィン(死語でしょうか?)をしていたところ、なんと、超(超)ベテランロックバンド、The Rolling Stonesの新作が発表されるというではありませんか!!
当然さまざまなページ、記事で紹介されていますが、さしあたり以下をご紹介させていただきます。
www.udiscovermusic.jp なんと、2005年の『A Bigger Bang』から18年ぶりのスタジオアルバムの新作、『Hackney Diamonds』が10月に発売にされるとのことです(※すでに発売されています!)。
ミック・ジャガーは御年80歳、キース・リチャーズは79歳、ロン・ウッドは76歳とのことで、そのヴァイタリィー、パワーに驚くしかありません。
筆者が中学生のとき、すでにベテランの域に達していたStonesについては、まだあまりロックに詳しくなかった筆者に対し、多くの先輩方、大人たちから「とにかくまず聞いてみろ」と勧められたことを記憶しています。そして、単純な筆者は、おそらく『刺青の男』のツアーを収めた映画、『夜をぶっ飛ばせ(Let’s Spend the Night Together』を横浜駅近くの映画館に見に行きました。あまりのカッコよさに震えたものです!「アンダー・マイ・サム」「ダイスを転がせ」「スタート・ミー・アップ」「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」などなどほとんど初めて聞く数々の名曲に興奮また興奮の連続でした。ミックのアメフト風衣装も印象に残っています。そして、勿論ラストの「サティスファクション」まで全く飽きることなく見入りました(聞き入りました)!「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」や「無情の世界」といったバラードにも心打たれ、中学生ながらバラードのよさも知った気になりました。
映画の鑑賞後、すっかり感化されましたが、あまりお金がなかった年ごろでしたので、少ししか買えるはずもないレコード(LP)をどれにしようか迷いに迷いつつ【上大岡の三越等で)購入し(ご存じのように作品が非常に多いのです)、『女たち』『ラヴ・ユー・ライヴ』などを聞きまくりました。そして、心待ちにしていた新作『アンダーカバー』を、発売後すぐに今は亡き横浜石川町のタワーレコードに買いに走りました。そ・し・て、多くのみなさんもそうだと思いますが、そのオープニングナンバー(A面1曲目)「アンダーカバー・オブ・ザ・ナイト」のあまりのカッコよさにただただ驚くばかりでした。ゆるぎないキャリアのあるベテランがこうした新しい境地、新しいカッコよさを示すことができるんだ、と強く思い、Stonesの奥深さを(もっと後になってさらに)痛感しました。
このほど発売される新作には、なんとロックバンドの2大巨頭の(もう)一つ(と勝手に思っております)Beatlesのポール・マッカートニーが参加しております!。御年81歳!ポールもお元気ですね(彼の生み出すメロディが大好きです!)。本作にはその他(というには大物すぎますが)レディー・ガガやスティーヴィー・ワンダーも参加しております!!さらには長年メンバーであったチャーリー・ワッツやビル・ワイマンの演奏も収められております(涙涙)。
早速、ファースト・シングル「Angry」を聞かせていただいたのですが、もうカッコよくて…そして、しばらくしてから中年と言える年齢ですっかり身も心も弱っている自分のふがいなさ、情けなさを痛感いたしました…もっと頑張らなくては…そんな思いを弱弱しくではありましたが確実に思わせてくれた素晴らしき、思いがけない「再会」でした。長生き(笑)してよかった。本当にありがとうございました!