音楽と社会フォーラム 第1回研究会のご案内
来る6月11日(土)、下記のように、音楽と社会フォーラムのはじめての研究会を開催いたします!
お気軽にご参加いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
記
音楽と社会フォーラム 第1回研究会
報告タイトル: 「音楽の国ドイツ」の成立と崩壊−市民社会・国民国家・音楽
報告者: 松本 彰(新潟大学)
日時: 2011年6月11日(土)14:00〜
会場: 東京大学経済学研究科棟12階 第1共同研究室
アクセスマップ http://www.e.u-tokyo.ac.jp/fservice/address/akamon.j.html
概要:ドイツは「音楽の国」と言われる。しかし、そうなったのは18世紀の後半以降だった。貴族社会の18世紀前半までは、音楽といえばイタリア、フランスだった。19世紀にはコンサート(公開音楽会)という社会的制度が成立し、音楽はドイツ市民社会を代表する芸術となった。しかし、20世紀になるとドイツ音楽は、きびしい政治的対立に巻き込まれ、ナチズム下では「頽廃音楽」が排除された。ドイツにおける市民、国民の多義性をふまえつつ、18、19、20、21世紀のドイツにおける市民社会、国民国家、音楽の歴史を考える。
研究会終了後にメンバーの顔合わせも兼ねた懇親会を予定しております。こちらにもぜひご参加ください。
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研究会について何かご質問等がございましたら、メイルフォームよりフォーラム事務局までお問い合わせください。