音楽と社会フォーラムのブログ

政治経済学・経済史学会の常設専門部会「音楽と社会フォーラム」の公式ブログです。

第19回研究会、開催決定!

 朝晩めっきり冷え込むようになりました今日この頃、みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

 
 2018年、最初の(通算第19回)研究会の開催が決定いたしました。


 以下に概要を記します。ふるってご参加ください。


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        記

音楽と社会フォーラム 第19回研究会


報告テーマ: 「シベリア抑留」の精神史−収容所における文化創造活動から見えてくるもの


報告者: 森谷理紗(モスクワ音楽院客員研究員)


報告の要旨: 
 第二次世界大戦後、満州や千島列島等にいた日本人青年兵らはソ連軍によってシベリアに連行され、60余万人がその後数年に渡って労働に就かされた。「シベリア抑留」と言われるものである。極寒・飢餓・酷使の三重苦がしばしばクローズアップされている反面、芸術や文化を政策上重要視していたソヴィエト政府の方針は収容所の生活にも反映されており、シベリア各地の収容所ではロシア人主導、または日本人自らによって様々な文化的活動が行われていたことはあまり知られていない。捕虜たちの音楽、絵画その他の文化活動を分析することで、抑留の実体や体験者の精神史に迫りたい。





日時: 2018年2月17日(土)14:00−18:00

会場: 東京大学 本郷キャンパス 経済学研究科棟12階 第1共同研究室

http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_08_01_j.html
http://www.cirje.e.u-tokyo.ac.jp/about/access/campusmapj.pdf



 当日は休業日ですので、経済学研究科棟玄関を入って左側の帳面に時刻、ご氏名等を記帳してから、12階に上がって下さい。
 12階のエレヴェータ・ホールと廊下との間のドアは施錠されています。開始時刻前後は開けておきますが、それ以外の時間に来られる方は、第1共同研究室(03−5841−5536)へお電話下さい(携帯電話等でもつながります)。



 研究会終了後、懇親会を予定しております!




 ぜひご参加いただければと思います。

 この研究会およびフォーラムについてご質問等がございましたら、本ブログ右側にありますメイルフォームよりフォーラム事務局までお問い合わせください。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。