音楽と社会フォーラムのブログ

政治経済学・経済史学会の常設専門部会「音楽と社会フォーラム」の公式ブログです。

2016年1月のご挨拶

 雨から雪にかわるという予報が些か心配な今日この頃です。いかがお過ごしでしょうか。

 2016年も早くも1ヶ月が経とうとしております。すでに「音楽と社会」に関するだけも、さまざまな出来事、「変化」が起こっております。忙しい日々を過ごしていると、とてもついていけないような慌しい状況です。

 今回は、昨年の本フォーラムの主な活動について簡単にふりかえりたく思います。

 まず、2015年3月28日(土)、午後2時より東京大学本郷キャンパスおいて第12回研究会が開催されました。ご報告は、松本奈穂子さん(東海大学)による「オスマン朝の楽譜」です。ご報告の内容等については、こちらをご覧ください。これまでおいでいただいていなかった先生方、専門家の方々も参加され、多様な視点からのコメントが数多く提示されました。

 そして、10月17日(土)・18日(日)の両日、福島大学において開催された政治経済学・経済史学会2015年度秋季学術大会の初日、9:30〜12:00に、本フォーラム初の英語によるパネルディスカッションが開催されました。タイトルは、「Diverse Paths of Development in Local and Trans-cultural Music Industries」です。内容等については、こちらをご覧ください。英語による報告であるにもかかわらず、予想以上の参加者があり、活発な議論が行われました。
 
 報告者のみなさま、参加者のみなさま、そしてフォーラムのメンバーのみなさま、ご協力に感謝いたします。まことにありがとうございました。

 英語によるパネルについては、長い時間をかけて準備をすすめてまいりました。その過程で行われた討論、そして当日のセッションは本フォーラムの大きな財産となったと考えております。昨年は、本フォーラムの「国際化」という点で、極めて大きな意味を持つ1年であったと思います。この動きは今後も継続していくつもりでおります。

 今年も、みなさまに、是非ともご協力をあらためてお願いしたく思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。